2016/04/01 あかぎハイツ407 【余白のある2人暮らしの家】~施工・DIY編~
前回の記事「あかぎハイツ407 【余白のある2人暮らしの家Vol.1】~設計編~」では、407号室の竣工写真とともに、設計のポイントについてお話しました。今回は、407号室ができるまで~工事の様子+オーナーDIY~について。前回に引き続き、設計を担当させて頂きました葛西がレポートをさせて頂きます。
解体作業から、DIYでつくる
工事は、古くなった繊維壁をふやかしてひたすら削り落とすことから始まりました。1日中ガリガリと・・・根気の要る作業なのに手慣れた様子のオーナーがとても頼もしく、聞いてみると、他の部屋で経験済みだったそうです。流石です。
その後はいらない壁を解体し、床板を全て剥がし、綺麗に清掃。かなり体力の要る工程を一緒に行いました。そして床の工事。繊細な調整が必要な根太の補修工事や床の貼り作業は、大工の忍田さんを中心に行いました。指導を真剣に聞く赤城さんが印象的でした。
窓の格子に職人の技
この部屋の顔とも言える室内窓の格子は、アトリエ有の大島有美子さんに造っていただいたものです。5mmずつ厚みの違う角材を、さらに5mmずつ角を落として面が合うように組み合わせるという緻密な設計でしたが、誤差なく丁寧に組み立ててくださいました。
オーナーの塗装DIY
また、格子の仕上げに塗っているこの変わった塗料は、「アイアン塗料」といい、塗ると鉄のような風合いの質感に仕上がる塗料です。工事の合間にオーナーがすべて塗ってくださいました。
2人の職人の手でできたキッチン
ここでも、木工職人の大島さんに造作をお願いしました。タイルを貼っていただいたのは、marumo工房の女性左官職人、金澤萌さん。つみきでは何度もお世話になっておりますが、改めて、職人のお二人の手際の良さは圧巻です。
古金具の、深みある色合い
収納扉や引出しに使っているアンティークなつまみは、このキッチンに合うんじゃないかと大島さんが工房から持ってきてくださったものです。まるで古くからあるかのような、素敵なアクセントを空間に加えてくださいました。
DIYから伝わるあたたかさ
つみきチームが引き揚げた後もオーナーDIYは続き、竣工後に訪れた時には見違えるようになっていました。新たに付けられた収納棚や、お手洗いの中の小さな物置きなど、住まい手目線での生活への配慮が感じられました。照明や金物、花瓶や小物の装飾にも、これから住む人がここを好きになってくれたらいいな、という想いが伝わってくるようです。
オーナーと住民がともにつくる賃貸
あかぎハイツでの工事を通して、ここまで賃貸に愛情を注ぐオーナーがいるということは、賃貸で生活をする上でとても幸せな環境であると思いました。そして、そんなあかぎハイツには、暮らしに愛情を持つ住人の輪ができるだろうという想像ができます。オーナーが住人と一緒になってつくっていく賃貸での暮らし、魅力的だとは思いませんか。素敵な大家さんに出会えたことを、嬉しく思います。
住まい手さんを募集中です!
最後に、あかぎハイツでは素敵な住まい手さんを募集中です。あかぎハイツに興味を持たれた方、オーナーの”よっちゃん”に会ってみたい方、一緒に新しい賃貸での暮らしをつくってみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください!
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