123ビルヂング【nakwach 古道具ナクワチができるまで】
omusubi不動産とつみき設計施工社の共同で立ち上げを行った、市川初のビル一棟シェアアトリエ・123ビルヂング。3階の一番大きなスペースは、昭和の雑貨や食器、日用品などの古道具を販されているnakwachさんが入居されました。今回はナクワチさんの店舗ができるまでのレポートです。
築40年の名残りに一目惚れ
都内や千葉県の手作り市・蚤の市などで古道具を販売されていたnakwachさん。船橋市のご自宅から近い場所で、実店舗と倉庫を兼ねたスペースを持ちたいとのことで、入居を決められました。オーナーの小宮さんが見学に訪れたとき、ビルに残るレトロな雰囲気がナクワチさんの扱う商品にぴったりだと一目惚れをされたそうです。
ビルの古さと古道具が共存する心地よさ
このスペースはビルの他の部屋の中でも一段と昭和の香りのする部屋でした。扉にはめられたステンドガラス、窓の型ガラス、吊るされたままの古い照明器具。どこを見ても懐かしさを覚えました。リノベーション後もその味は残したままで、古道具たちもふわりと馴染みます。
仲間とつくる店舗空間。
つみき設計施工社が講師を務め、壁・床・天井の塗装ワークショップを開催しました。当日ビルに集まったのは、ナクワチさんの仲間たち。大人から子どもまで夢中になって塗りました。ナクワチさんが多くの方から愛されていることがわかるワークショップでした。
大工さんにしかできないこと
既存の天井はなくしてコンクリートをむき出しにし、店舗空間を広く使うプランだったので、まずは天井の解体から始まりました。天井がなくなることによりできた隙間は補修をし、「けがき」という技術で、壁の曲線に沿って墨をして収めていきます。
解体・補修・壁下地工事
凹凸の激しい面やゆがんだ壁も、大工の忍田さんが培ってこられた技で、綺麗に納めていただきました。下地が収まったら、仕上げに板壁を張りました。楽しい塗装DIYの前の、大切な工事です。
“宝探し”をするかのようなお店
昭和のレトロな雑貨達がやわらかな光と空間に違和感なく溶け込んでいて、商品を見るお客さんはまるで宝探しをするかのような感覚になります。ナクワチさんの商品と見事にマッチする空間となりました。
写真はグランドオープンの様子です。たくさんの方が訪れ、所狭しと置かれた商品をじっくりと見て楽しんでいました!
►ナクワチさんのHPはこちら: nakwach 古道具ナクワチ
►123ビルヂンググランドオープンの様子はこちら:123ビルヂング グランドオープン!!
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