180405 【市川市/リノベーション工事中】オーダーメイドの車椅子を作る「そう工房」
こんにちは。
つみき設計施工社スタッフの金井です。
過ごしやすい日が続き、もう桜も散り始めていますね。
オーダーメイドの車椅子を作る工房
さて。
真間川の桜並木も綺麗な市川市曽谷では、
工房のリノベーション工事が始まっています。
お施主さんである「そう工房」さんは、障がいのある方の身体に合わせて、
ひとつひとつオーダーメイドで車椅子を製作しています。
打ち合わせから製作まで、一貫して手がけている工房さんです。
そう工房さんのお仕事については、
日本仕事百貨のこちらの記事にてご覧頂けます。
もともとは市川市柏井町に工房を構えていらっしゃいましたが、
今年の4月から、曽谷にあるこちらの工房に移転されます。
製作した車椅子を保管する倉庫も兼ねた、広々とした工房です。
工房内は、車椅子のフレームを製作する「機械室」や、
座面などの部分を製作するための「縫製室」など、
作業の工程ごとにエリアがわかれています。
無垢のフローリングが気持ち良い空間
スタッフの皆さんが1日の大半を過ごされる「事務室」や「作業室」には、
ヒノキの無垢のフローリングが貼られます。
こちらが、岐阜県加子母からはるばるやってきたヒノキの板たち。
その数なんと200平米分です。
フローリング貼りは、工房スタッフの皆さんと一緒に。
週末には、そう工房スタッフの皆さんと一緒に
フローリング貼りワークショップを行いました。
スタッフの方の娘さんにも参加して頂き、にぎやかなワークショップになりました。
その様子を、手順とともにご紹介します。
まずは板の裏にボンドをつける作業。意外と力がいるのです。
板を貼り付けていきます。
さすがのチームワークで作業を進めていくスタッフの皆さん。
そして、貼り付けた板を端からたたいて、隣の板とまっすぐに添わせます。
つぎに、板を固定していきます。
こちらは板をしっかり固定するための、タッカーという道具。
空気の力を使って、針金をサクサク打ち込めます。
板の端をタッカーで固定していきます。
「そうそう、この端のところ!」の様子。
普段からものづくりに関わっているみなさんだけあって、
作業に慣れている方たちばかり。
そう工房代表の角田さんも、手際良く作業を進められていました。
フローリングが貼られていく度に、
現場にはヒノキのいい香りが広がります。
温かみのある空間ができあがるまで、もうすこし
フローリングの仕上げとなる蜜蝋ワックス塗りも、
そう工房スタッフのみなさんと一緒に行う予定。
工房移転まで、のこる作業もあとすこしです。
つみき設計施工社
金井
▼第2回目のワークショップの様子はこちら▼
▼サイン制作の様子はこちら▼
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