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2019-02-22

木造平屋住宅の参加型リノベーション、進捗レポート。


こんにちは、つみき設計施工社の河野直です。
千葉県内での木造平屋住宅リノベーションのレポートです。

住宅は築45年ほどですが、梁には丸太が使われているなど、古民家の様な雰囲気のある住宅です。こちらを、家主さんご夫婦と一緒に参加型リノベーションしています。

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さて、私たちが手がける参加型リノベーションとは、つくり手と住まい手が「ともにつくる」家づくり。家族やお友達、ご近所さんが一緒になって、プロに学びながらリノベーションを行います。

案件によって、”DIY参加”の度合いは様々です。週末だけ一緒にDIYを楽しむこともあれば、いろんな工程を学びたいとがっつり参加される方も。今回は「がっつりDIY」コースです。家主さん自身、民家の改修を自分でできる様に学ばれたい、という思いをお持ちでした。

住宅内の空間を、

A. プロが施工するところ
B. 家主さんご夫婦がDIYするところ
C. ワークショップでみんなで施工するところ

の3つに分けて、プランとスケジュールを組んでいます。「A. プロが施工するところ」を数週間早く進めることで、「見本」として全ての工程を家主さんに見てもらうことができます。参加型リノベーションならではの、ちょっとした工夫です。

Tsumiki Kominka Workshop-27120
先週末は、床はりワークショップを行いました。関東近郊からたくさんの方が集まってくださいました。参加者の方には、床下地から杉の床はりまで、床を作る上での一つ一つの工程を、体験していただきました。

インターンのブライアンが、素敵な写真を撮ってくれたので、こちらでも共有したいと思います。

 

Tsumiki Kominka Workshop-1まずは、道具の安全講習とはり方教習から。

Tsumiki Kominka Workshop-4家主のFさん。一緒に参加者の方にやり方を伝えました。

Tsumiki Kominka Workshop-5今回は関東の建築学生さんも数名参加してくださいました。

Tsumiki Kominka Workshop-6ワンちゃんも一緒に参加^^

Tsumiki Kominka Workshop-7壁みたいに見えますが、天井足場。希望者の方には天井裏見学ツアーも。

Tsumiki Kominka Workshop-11大引に根太の位置を住み着け。床下地の工程です。

Tsumiki Kominka Workshop-15根太の寸法を測っています。

Tsumiki Kominka Workshop-17

休憩中に家主さんが、焼き芋を用意してくださいました。地元の安納芋です。甘くて、あったかくて、幸せな気持ちになりました。民家の参加型リノベーションは、まだまだ続きます。

(河野直)

記事中の写真は、Bryan(弊社インターン・ハーバード大学院3年生)によるものです。

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