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2014-12-18

14/12/18 【工事】手間をかけただけ、家は喜ぶ。


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三原市の住宅リノベーション、少しずつ、着実に、進んでいます。
千葉での仕事の合間を塗って、少しずつ私の三原の実家のリノベーションも進めています。先月、尾道の大工の小松さんのもと、大工工事が完了しました。続いて今週は、左官工事です。呉の左官職人の山本さんのもと、始まっています。

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今日の工事は、和室の漆喰の仕上げ。
尾道の左官職人の島田さんも、応援に駆けつけて下さいました。「下塗り」、「中塗り」、「仕上げ」と2日に分けて、3回塗り重ねて仕上げられます。山本さんに声をかけてもらって、私も中塗りの工程で塗らせてもらいました。山本さんと島田さんの仕上げ塗りに追いかけられるように。笑

呉のスピードスター、現る。
「山本さん、はやいっす!!」と声をかけると、「呉のスピードスターじゃけえね。」と山本さん。現場の空気に緩急のあるこの感じ、すごく好きです。左官職人の山本さんとの出会いは約3年前。技術的なことだけでなく、建築における「チームビルディング」のことなど、たくさんのことを学ばせてもらっています。

最後の「おさえ」の工程。
何度も何度も和室の壁を小手で押さえる山本さんと島田さんの姿を見ると、家が喜んでいると、感じました。色あせていた砂壁は、すさの柔らかさと、漆喰の清潔さのある壁に生まれ変わりました。リフォームやリノベーションとは、単なる「交換」作業ではなく、こうして、だれかの手によってもう一度愛情を纏うプロセスであると、改めて感じました。

三原のリノベーション工事は、続く…

河野

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