2014-04-30
14/04/30 【工事】習志野アトリエ解体作業スタート。
4月から長期インターンとして、つみきメンバーに合流した
大学院生の上田くんが、活動日記を書いてくれています。
今月から、河野にかわってたまに出演しますので、お楽しみに。
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先日から習志野アトリエ 第二後期の解体が始まりました。
いよいよ現場も始動です。
まず壁を壊し、その後に床をはがすと構造体が現れてきました。
まだそれとなく自分たちが生活していたときに歩き、触り、見ていた面がイメージできます。
それから構造体も解体し躯体と配管のみに。
水廻りとういことでこれだけの配管が相互にひしめき合っています。
そして、全て解体した後、その場で大工職人忍田さんと材料やディテールの打ち合わせ。
現場のリアルスケールで話し合えるのも改修ならではと思います。
普段目にすることのない壁や床の内側を開いてみると、
使っていたときには気付かなかったであろう電気、水道、ガス配管の道筋や床下がどうなっているのか想像と違っていたりするのが解体の面白さだと手を動かしながら感じました。
ですがそれ以上に、解体中リフォームされた跡が残っていたなど、そこに住んで生活していた人の痕跡を追い遡りながら想像力を膨らませ解体することが興味深かったです。
また、新築の場合、水廻りなら洗面台で手や顔を洗うなど、作り手が使い手の使い方を想像しながらそれに必要なように配管、構造体、仕上げと作り上げますが、
解体はその逆で、使われ方がわかっている上でその中身はどう納めているのか、作り手の意思や過程を見る事ができ、作る側の人間としてはとても直接的で大変勉強になりました。
また後日、現場の様子をレポートします!
つみきインターン
上田
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