2016/04/07 お家づくりワークショップ@市川文化会館、にじのわアートフェスタ
3月26・27日は、市川文化会館で行われた造形教室アトリエにじのわさん主催のアートイベントで、総勢50名ほどのこどもたちとお家をつくるワークショップを行いました。テーマは『おとぎの森』。1日目は、家となる素材をつくり組み立てるところまで。2日目は、家の中のものやお庭をつくるワークショップを開催しました!
家を、みんなで考えることから。
「おうちは何でできているか、知ってますか?」
1日目の「お家づくりワークショップ」は、家というものが何でできているのかを子供たちに問いかけるところから始めました。雨が降るから屋根が必要ですね。風を防ぐために壁が要りますね。と、家を構成するものを1つ1つ紐解いていきます。
小さな大工さんに変身!
家をつくるのに何が必要かわかったら、早速みんなでつくります。今回は、壁、屋根、床、そして窓を、木やスタイロやフェルトを使ってつくりました。壁に白いペンキを塗ったり、屋根に瓦を貼ったり、木をのこぎりで切って窓枠をつくったりと、小さな大工さんは大忙しの1日でした!
はじめての瞬間
参加してくれた子供たちのほとんどが、小学校低学年か幼稚園の年長さんでした。「のこぎり使ったことある人ー?」と問いかけても、みんなが初めて。真剣な眼差しで試行錯誤しながら頑張りました。
お庭をつくろう!
2日目は、1日目で建てたお家の中のものやお庭をつくる「お庭づくりワークショップ」を開催しました。家具や、植物、生き物、乗り物などを自由に工作します。用意したのは、大小様々な折り紙、色紙、段ボール、フェルト、毛糸、つまようじ、スタイロフォームなど。どのように使うかは子供たち次第です。
元気いっぱいの森のお家が出来上がりました!
大きな紙で作ったツリーや、色とりどりのお花、小さな虫や動物達、更にはテーブルと椅子、電車や船まで。各々につくりたいと思ったものを、工夫を凝らしてつくりました。子供たちの色に染まった『おとぎの森』の完成です。
想像力がつくり出すもの
「線に合わせるのがむずかしかった」と発表してくれた女の子がいました。
「線に合わせてつくらないと傾いたお家になっちゃうんだよ。大工さんはすごいね!」
大きなものでも、小さな手の中の寸法や小さいものの積み立てでできていると知ること。これはなかなか難しいかもしれません。自分のつくったパーツが大きな家になったという体験が、子供たちの想像力を現実のものにしていく力になれたら嬉しいです。
夢広がるワークショップ
今度は大工さんと一緒に、木のお家をつくるワークショップもしたいな…と夢はひろがります。アトリエにじのわの皆さま、並びに関係者の皆さま、スタッフとして手伝ってくださった夏目さん、大沼さん、ありがとうございました!
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