子供たちとママのためのコミュニティースペース【せかんどほーむ@妙典】
2016年7月の初旬、市川の妙典駅近くに子供たちのための夜間学童&コミュニティスペース『せかんどほーむ』がオープンしました。今回は元々は倉庫だった無機質な空間をリノベーションし、せかんどほーむが出来るまでのストーリーをレポートします。
仕事と子育ての選択肢を広げ、笑顔で働ける社会へ
5月にはじめての顔合わせと現調を行いました。働き方が多様化する中、共働き家庭も増え、従来の学童ではカバーしきれなくなった部分をサポートするための施設をつくりたいとのことでした。夜間は送迎付きの学童、日中はコミュニティースペースとして開放し、子供はもちろん、パパ、ママも安心してくつろげるような『第2の家』となる 環境を作ります。熱意を感じる事業計画を拝見し、ワクワクするとともに気が引き締まる思いでした。
写真は現調時の倉庫の様子です。
断熱・防音し、快適な空間に。
お話を伺いながら現場で気づいたことは、この倉庫空間は鉄骨がむき出しで壁が断熱されていないということ、また、床や天井から音が響きやすいということでした。これでは温度調節が難しい上に子供たちが元気に駆け回れば他の階に迷惑をかけてしまいかねません。まずは、壁をふかしてグラスウールで断熱し、床には遮音マットを敷き詰め、クッションフロアで仕上げ防音します。
鉄骨空間に、木製トラスを組む
鉄骨がむき出しの倉庫に新たに木製のトラスを組み、空間に木の温かみをプラスします。無機質だった倉庫が、忍田棟梁の巧みな大工仕事によって徐々に表情を変えていきます。また、窓には柵を取付け、窓際にはハンモックを吊り下げられるよう強化した柱と梁をつくりました。
柔らかに覆う、布と木の天井
天井の仕上げは、夏目縫製所の夏目さんとともに、木のトラスに布の天井を設置。すっと柔らかく、空間が一変しました。布が光を優しく受け止め、とても心地良い空間に。木×布のまだ見ぬ可能性を感じます。
子供たちがのびのびと駆け回る空間をイメージしながら
はじめはどこか暗く冷たい雰囲気が漂っていた倉庫でしたが、子供たちが遊び学ぶのにふさわしい明るく柔らかな空間にリノベーションすることができました。さらに工事の合間に、せかんどほーむさん主催で子供たちと一緒に黒板塗料を塗るワークショップを行っていたようで、壁がカラフルに変身していました!
ところどころに見える鉄骨がアクセントとなり、倉庫の元の姿を想い起させます。
ここで子供たちが駆け回る想像を膨らませながら、つみきメンバーで記念撮影!床が柔らかく気持ちがいいです。
『こどもには自由で豊かな放課後を・ママには安心して働ける環境を』
先日、倉庫部分のリノベーションを完了した、 学童兼コミュニティースペースのせかんどほーむさん。プレオープンイベントにはたくさんのママさんが集まったとのことでした。子供向けにも大人向けにもさまざまなイベントを開催しておられるので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
【せかんどほーむFBページはこちら】 https://www.facebook.com/2ndhome.click/?fref=ts
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