170929 おむすびスタンドANDON、最後のご支援よろしくお願いします。
おにぎりスタンドANDON。
8月の着工から約2ヶ月、薄暗くて、本当にぼろぼろだった4階建てのビルは、このプロジェクトに関わるすべての人の手で、生まれ変わろうとしています。
数年前まで住宅として使われていたこの建物。この空きビルを活用して、昭和通りで分断された日本橋のまちを活気づけたい大家さん企業と、おにぎりを通じて地方と東京の橋渡しをしたいトラ男の武田くん・greenzの小野さんが出会うことで、このプロジェクトは始まりました。わたしたち、つみき設計施工社は、建築チームとして、約半年前からチームに参加し、話し合いを重ねてきました。
ぼろぼろだった建物が、新たな役割を得る瞬間。
そのひとつひとつに立ち会えることは、「つくる者」の最大の喜びです。
油だらけだったキッチンをみんなで掃除してピカピカになった瞬間。古い石膏ボードを剥がすと、40年前の職人さんが打った美しいコンクリートの壁が現れた瞬間。外壁に焼き杉が貼られて新しい顔ができた瞬間。秋田杉のカウンターが完成して、厨房に立つスタッフと喜ぶお客さんのイメージが湧いた瞬間。ひとつひとつがとても感動的なもので、リノベーションとは、その積み重ねの先にあるものです。
施工が始まって2ヶ月間。この「つくる喜び」は、わたしたち建築チームのものだけでは決してなく、このプロジェクトに関わるすべての人たちのものでした。ANDONの共同代表となる武田さん、小野さん、店長のかっぺいさん。この町とプロジェクトに最大の愛情を注ぐオーナー企業のみなさん。greenzのQちゃん。かっこいいロゴやサインをつくってくださっているデザイナーの鈴木さん、一緒に設計を進めてきた堀くん。焼き杉の製作に多大な協力をいただいた渡辺ひろさん、高橋さん。大工の田島さん。左官職人の金澤さん。丸喜株式会社齋藤組のみなさん。ワークショップに参加してくれたみなさん。つみきのメンバーの、みんな。
ともに掃除し、解体し、タイルを貼り、壁をつくり、壁を塗り、床をはり、空間をつくってきました。このプロジェクトに関わるすべての人の手で、この建物がもうすぐ、生まれ変わろうとしています。
たくさんの人の愛情のかかった分だけ、
訪れる人を幸せにする場所になりますように。
残り時間はわずかですが、クラウドファンディングにて最後のご支援をお待ちしています。
【集え、全国の遊び人!食×カルチャーの最新型長屋「ANDON」へ】 https://motion-gallery.net/projects/andon2017
つみき設計施工社
河野直
▼ANDON竣工写真その1▼
▼ANDON竣工写真その2▼
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