亀吉農園別館のお店づくり。あかぎハイツの1Fに飲食店の様な場所をつくっています。
こんにちは。つみきの河野直です。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
つみきチームは今、松戸市みどり台にある「あかぎハイツ」の1Fテナントに、新しい飲食店の様な場所をつくっています。場所の名前は、亀吉農園別館と言います。
亀吉農園さんは、松戸市で美味しい野菜をつくっておられるご夫婦です。月に何度か、隠居家という古民家をレンタルされて、パスタランチのレストランもされていたりします。今回新しいチャレンジとして、実際のテナントを借りて、飲食店の様な場所を始められます。そんなタイミングでつみきにお声がけいただき、お店づくりが始まりました。
飲食店の様な場所、とあえて曖昧な言い方をするのには理由があります。この場所が、お食事を提供する飲食店という機能だけでなく、野菜を売ったり、イベントがあったり、、「飲食店」や「レストラン」という言葉でイメージするよりも、柔軟で自由な使われ方をすることを想定しているからです。美味しい野菜のまわりに人が集まる場所、というとより正確かもしれません。
ご夫婦と時々お子さんたちと、つみきチームでコツコツとお店づくりを進めています。空間のポイントは、天井です。45㍉幅の細い無垢材をたくさん使って、木の勾配天井を、コンクリートの箱の中に作ろうとしています。180本の木材に面取りかんなをかけ、一本ずつ取り付けるのにはそれなりの手間もかかりますが、その分、木の豊かな表情が天井に現れます。
わたしの好きな言葉に、Craftsmanship embodies careという言葉があります。手仕事にはつくり手の愛情が宿る、という意味です。この場所に来る、子どもたち、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんが、気持ちの良い天井の下で、おいしいごはんを食べたり、楽しいお話をすることを想像しながら、お店づくりを進めています。
工事は7月初旬での完了を予定しています。
河野直
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