「もうすぐ つみきになる つみき」が生まれるまで【第二話】岐阜県加子母のヒノキのストーリー
こんにちは、つみき設計施工社です。
「もうすぐ つみきになる つみき」が生まれるまで【第2話】は、つみきの材料となるヒノキのストーリーをレポートします。
わたしたちつみき設計施工社には、とても大好きな場所があります。
岐阜県中津川市加子母(かしも)。
ヒノキの産地として知られる、美しい山に囲まれた小さな村です。
つみきの材料を探す旅へ
「もうすぐつみきになるつみき」を考案する中で、つみきの材料として
真っ先に思い浮かんだのが、この加子母村の美しいヒノキでした。
そこで私たちは、2018年5月中旬に加子母村を訪れ、
山や製材所を見学させて頂くことになったのです。
林業の歴史を知る
今から20年ほど前に描かれた、加子母の林業を絵巻物のように表現した壁画。
この壁画を見ながら歴史を語ってくださったのは、自伐林業家の中津政守さん。
先祖代々受け継がれる林を自ら手入れ、伐採し、木材生産をされています。
いよいよ山を見学
林業の歴史を勉強したところで、政守さんの山へと案内していただきます。
なだらかな坂道を上りながら、林の手入れのこと、近年の林業のことについてお話していただき、
政守さんが山に対して持っているビジョンや、熱い想いを伺うことができました。
途中には、政守さんが切り倒した大きな切り株を発見。
林の将来を、何十年という長い目で見て、状態を見定め間伐などを行い、良い木を育てているそうです。
「もうすぐつみきになるつみき」には、林の手入れの際に落とす枝を、急遽用意していただくことになりました。
後日届いた立派な枝たち。小さな切り株のようにも見える丸い形は、
四角や三角のつみきと組み合わせて、遊び方のバリエーションも増えそうです。
製材所を見学
山をおりたあと向かったのは、以前からお世話になっている梅田製材所さん。
つみきの内装現場でも、ひのきのフローリング材を使用させていただいたこともあります。
梅田さんには、つみきの材料として重要な「角材」を送って頂くことに。
数日後に届いたヒノキは、製材したてで、とても良い香りに包まれていました。
柾目の通った、ピンクがかった色が美しい材料です。
加子母のみなさん、ありがとうございました
たくさんの嬉しい出会いがあった今回の旅。加子母はまるで自分の田舎に帰ってきたような、1度行くとまた戻りたい!という気持ちにさせる不思議な場所です。
このあとのストーリーは、あなたの手から
「もうすぐつみきになるつみき」には、加子母の美しいヒノキと、人の温かさがギュッと詰まっています。
この加子母からのストーリーを、想いの込もったつみきにして、あなたの大切な人に贈りませんか?
詳細はこちらをご覧ください
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「もうすぐ つみきになる つみき」
大切な人に贈る、つみきづくりのワークショップ
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日時:2021年8月21日(土) 13:00〜 作業時間3〜4時間程度
場所:イチイチ
市川市南大野3-14-4
(最寄り駅:武蔵野線 市川大野駅より徒歩15分)
定 員:5組(1組2名まで)
参加費:1セット¥8000(当日現金にてお支払いください。材料費・道具使用料込み)
製作したつみき一箱をお持ち帰り頂けます。
◎小学校低学年までのお子様は、保護者の方とのご参加をお願いいたします。
◎キットのデザイン、内容は変更となる場合がございます。ご了承ください。
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参加される方はこちらのフォームよりお申し込みください。
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主催:つみき設計施工社
お問合せ:info◇tsumiki.main.jp
(担当:つみき設計施工社 河野)
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最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログでは、「もうすぐ つみきになる つみき」のお話を三編に分けてお伝えしています。
- もうすぐつみきになるつみきができるまで -
【第一話:「ともにつくる」という体験を】 ▶【第二話:岐阜県加子母のヒノキのストーリー】 【最終話:さあ、つくってみよう!】
それでは、ワークショップでみなさまとお会いできることを楽しみにしております。
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