「もうすぐ つみきになる つみき」が生まれるまで【第2話】美しい山に囲まれた岐阜県加子母からの、ヒノキのストーリー
こんにちは、つみき設計施工社の金井です。
「もうすぐ つみきになる つみき」が生まれるまで【第2話】は、つみきの材料となるヒノキのストーリーをレポートします。
「もうすぐつみきになるつみき」は、あなたの手で作る、大切な人に贈るつみきです。
【もうすぐ つみきになる つみき】あなたの手で作る、 世界に一つのつみき。大切な人へ届ける「つみきの贈り主」になりませんか?
わたしたちつみき設計施工社には、年に一回は訪れる大好きな場所があります。
岐阜県中津川市加子母(かしも)。
ヒノキの産地として知られる、美しい山に囲まれた小さな村です。
つみきの材料を探す旅へ
「もうすぐつみきになるつみき」を考案する中で、つみきの材料として
真っ先に思い浮かんだのが、この加子母村の美しいヒノキでした。
そこで私たちは、今年の5月中旬に加子母村を訪れ、
山や製材所を見学させて頂くことになったのです。
林業の歴史を知る
今から20年ほど前に描かれた、加子母の林業を絵巻物のように表現した壁画。
この壁画を見ながら歴史を語ってくださったのは、自伐林業家の中津政守さん。
先祖代々受け継がれる林を自ら手入れ、伐採し、木材生産をされています。
いよいよ山を見学
林業の歴史を勉強したところで、政守さんの山へと案内していただきます。
なだらかな坂道を上りながら、林の手入れのこと、近年の林業のことについてお話していただき、
政守さんが山に対して持っているビジョンや、熱い想いを伺うことができました。
途中には、政守さんが切り倒した大きな切り株を発見。
林の将来を、何十年という長い目で見て、状態を見定め間伐などを行い、良い木を育てているそうです。
「もうすぐつみきになるつみき」には、林の手入れの際に落とす枝を、急遽用意していただくことになりました。
後日届いた立派な枝たち。小さな切り株のようにも見える丸い形は、
四角や三角のつみきと組み合わせて、遊び方のバリエーションも増えそうです。
製材所を見学
山をおりたあと向かったのは、以前からお世話になっている梅田製材所さん。
そう工房さんの施工で使用したフローリングを、届けて下さった製材所さんです。
梅田さんには、つみきの材料として重要な「角材」を送って頂くことに。
数日後に届いたヒノキは、製材したてで、とても良い香りに包まれていました。
柾目の通った、ピンクがかった色が美しい材料です。
加子母のみなさん、ありがとうございました
たくさんの嬉しい出会いがあった今回の旅。加子母はまるで自分の田舎に帰ってきたような、1度行くとまた戻りたい!という気持ちにさせる不思議な場所です。
このあとのストーリーは、あなたの手から
「もうすぐつみきになるつみき」には、加子母の美しいヒノキと、人の温かさがギュッと詰まっています。
この加子母からのストーリーを、想いの込もったつみきにして、あなたの大切な人に贈りませんか?
「もうすぐ つみきになる つみき」
大切な人に贈る、つみきづくりのワークショップ
詳細はこちらをご覧ください
***
場所:イチイチ
市川市南大野3-14-4
(最寄り駅:武蔵野線 市川大野駅より徒歩15分)
***
日時:7月21日(土)、8月3日(金)
※いずれかの日程をお選びいただけます。
定員:各日5名さま
時間:13:30~ 4時間
参加費:1組 10,000円(材料費・道具使用料込み)
製作したつみき一箱をお持ち帰り頂けます。
◎小学校低学年までのお子様は、保護者の方とのご参加をお願いいたします。
◎キットのデザイン、内容は変更となる場合がございます。ご了承ください。
◎日程の合わない方は、別日での開催をご相談いただけます。
info◇tsumiki.main.jp(担当:つみき設計施工社 河野)までお問い合わせください。
***
参加される方はこちらのフォームよりお申し込みください。
***
主催:つみき設計施工社
お問合せ:info◇tsumiki.main.jp
(担当:つみき設計施工社 河野)
***
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログでは、「もうすぐ つみきになる つみき」のお話を三編に分けてお伝えしています。
- もうすぐつみきになるつみきができるまで -
【第一話:「ともにつくる」という体験を、より多くの人に届けたい】
【第二話:美しい山に囲まれた岐阜県加子母からの、ヒノキのストーリー】
【最終話:ワークショップ直前・つみき作りレポート】
それでは、ワークショップでみなさまとお会いできることを楽しみにしております。
つみき設計施工社
金井
コメントを残す