千葉大学研究室リノベーションvol.3【ヘリンボーン書棚・布張りチェアをDIY】
2016年7月、千葉大学の林立也先生の研究室となる教室を、学生たちと一緒にリノベーションしました。始めの2回のワークショップでは漆喰づくり・漆喰塗りと平行して、箱をヘリンボーンのように積み上げる書棚と、木製の布張りチェアづくりを行いました。今回はその様子をレポートします。
過去2回のワークショップはこちらから
▷千葉大学研究室リノベーションvol.1【西粟倉の森を敷きつめる】
▷千葉大学研究室リノベーションvol.2【漆喰を原材料からつくる】
ものづくりの場で活躍する卒業生を講師に迎え、ともにつくる
今回の講師は、千葉大学デザイン工学科を卒業された後、「ものづくりを通して、道具・工具のおもしろさ、楽しさをつたえることを大切に」をモットーに家具製作やワークショップなどで活躍されているgyutto designの大沼 勇樹さん。千葉大学の卒業生ということで、学生たちにとっては親近感のある、親しみやすい講師となったように思いました。
家具製作も、工具の正しい使い方から教わる
工具の正しい使い方を知ることは、安全に、正確に作業を進めるうえでとても大切なことです。インパクトドライバーの持ち方から細かく指導する大沼さんを真剣な眼差しで見つめる学生たち。
大沼さんデザインの椅子を組み立てる
まずは材料の墨出し、やすりがけ、組み立てを、チームに分かれて行います。学生たちの手により、順調に組みあがる大沼さんデザインの木の椅子たち。一度コツをつかむと、ビス穴を木栓で埋めるのも皆さんお手の物でした。
ひとつひとつ違う、好きな布を張る
椅子の骨格が出来上がったら、1チーム1枚ずつ布を選び、座面をつくります。色とりどりの布は、夏目縫製所の夏目さんが提供してくださいました。チームで協力し、布を引っ張り整えながらタッカーで留めたら、手づくりチェアの完成です。
ヘリンボーン柄の棚をつくる
塗装することで
ミディアムウォールナットのオイルステイン塗装で仕上げます。
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