【第2期 道具のことをきちんと学ぶワークショップ】終了 頭と体で、徹底的に学んだ2日間。
1年前に初めて開催された、「道具のことをきちんと学ぶワークショップ」。先日、2回目となる道具のワークショップが開催されました。
今回の記事では、その様子をご紹介します。
講師は、第1回に引き続き、「ものづくりを通して、道具・工具のおもしろさ、楽しさをつたえることを大切に」をモットーに家具製作やワークショップなどで活躍されて
いるgyutto designの大沼勇樹さん。
まるで、学校の先生かのように、わかりやすく・丁寧に、道具について教えていただきました。
道具のメカニズムから学ぶ
このワークショップでは、道具を実際に使う前に、まず道具の仕組みについて学ぶところから始まります。「道具の形がこうなっているから、木を切ることができる」などといった、道具の基礎について学ぶことで、体をどのように使ったらいいか・材料が切った後どう動くかなどを想像することができます。
道具を使っていく上で、とても重要な「砥ぎ」についても学びました。
実際に道具を使ってみる
座学で、道具のメカニズムについて学んだら、いよいよ実践です。みなさん、座学でのポイントを確認しながら加工を行なっていきます。
今回のワークショップでは、学んだ道具を使ってスツールをつくりました。
ですが、今回はスツールを作るワークショップではなく、「道具について学ぶワーク
ショップ」なので、みなさん、1つ1つの作業を、丁寧に行なっていきます。
スツールが完成!
「ノコギリで脚の材料を切る」→「ノミで相欠き加工をする」→「カンナで面をとる」→「丸ノコで合板を切る」→「インパクトでビスを留める」
2日間のワークショップで学んだ、全ての道具を駆使して作ったスツールが完成しま
した。
DIYで家具を作ってみたい、と思うけど道具の使い方がわからない。
道具を使う仕事をしているけど、正しく使えているかわからない。
など、工具を持つ人が多くなった今、正しい使い方がわからないという人も多く
います。ですが、そのまま使い続けていては、施工がうまくいかないだけでなく、
誤って怪我をしてしまうリスクも高くなってしまいます。
道具が正しく、安全に使えるようになることで、ものづくりはとても楽しくなります。
「道具のことをきちんと学ぶワークショップ」は、今後も定期的に開催していく予定
です。次回以降の開催にご期待ください!
つみき設計施工社
田中
つみきのワークショップ最新情報
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【第一話:「ともにつくる」という体験を、より多くの人に届けたい】
【第二話:美しい山に囲まれた岐阜県加子母からの、ヒノキのストーリー】
【最終話:ワークショップ直前・つみき作りレポート】
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