小さなお子さんのいる家族との住宅設計
以前参加型リノベーションを手がけた住宅で、インタビューを受けました。小さなお子さんのいる3人家族Sさんののお宅です。インタビューは、3人家族が松戸のみのり台に移り住み、omusubi不動産を介してこの物件と出会い、つみきと一緒に家づくりをするまでのストーリーについてでした。

この日が土曜日だったこともあって、わたしたちの3人の娘と一緒にお宅にお邪魔させていただきました。3人の娘と、Sさんの息子くんが、和室でプラレールで遊んでいる間に、大人だけでお話をしました。対談記事はまた来月くらいに公開になると思います。

完成したお宅でお話をしながら、約1年前、設計の打ち合わせが始まったころのことを思い出しました。まだまだ歩きはじめたころの息子くんを連れて市川大野までお越しいただきました。週末の打ち合わせが多かったので、こちらも生後半年の三女を抱っこひもで連れて、打ち合わせを重ねました。
話し合いと設計を重ねて、たくさんの人の手を介して、家はある形で作られます。そこに住む家族は、年を重ね、常に変化していきます。1歳だった息子くんは5年後には小学生です。そんな変化を頭に入れながら、プランに柔軟性をもたせる様に住空間を一緒に考えていきます。

参加型リノベーションでは、工事の途中で「DIYワークショップ」を行います。プロの指導のもと、家族やお友達などと一緒に住まいの一部をつくる日です。DIY作業を楽しみながら、道具の基本的な使い方を学んでいただきます。ここで習得した基本の技術は、住み始めた何年か後に、例えば棚をつくり足したり、壁の色を変えたり、住まいにちょっとした変更を加える上で、必ず役立つものです。
家を楽しむコツは、人任せにしないことだと思います。もちろん頼るところはプロに思いっきり頼って、でも、知らなかったことを知ることや、自分の手でつくることをとことん楽しむ。そんな家との付き合い方をご提案をしたいと考えています。
(河野直)
S邸完成写真はこちらからご覧ください。
http://tsumiki.main.jp/?photo=tokiwa

*2021年10月現在、2022年春以降の家づくりのご相談を承っております。
http://tsumiki.main.jp/?p=3735











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