【竣工写真】オフィスを内と外に開くためのコミュニティスペース
オフィスにコミュニティスペースをつくる
テレワークやオンラインミーティングが当たり前になった今、会社がオフィス空間を持つ目的が変化しつつあります。このプロジェクトでは、オフィス空間の中に2種類のコミュニティスペースをつくることを目的としました。
– 外部に対して開かれたイベントスペース。
-社内に開かれたダイニングキッチンスペース。
イベントやトークイベントなどを開催することができるコミュニティスペースがこちらです。オフィスに入ってすぐのスペースを、外部との接点となるスペースにリノベーションしました。
テーブルの脚にコロがついているので、簡単にレイアウトを変更することができます。
– コワーキングスペース
– イベントスペース
– ミーティングスペース
などなど自由な使い方を想定しています。
奥にはステージもあって、様々なスタイルのイベントを行うことができます。この写真は、ゲストをステージに招いてオーディエンスがお話を聴くスタイルのトークイベントを想定してライティングしています。
こちらは、社員さんたちのコミュニティスペース。多くのオフィスにもある「給湯室」をリノベーションしました。私たちはこのスペースを「ひみつのキッチン」と名前づけて、設計を行いました。ランチタイムやアフターに、社員さんたちが楽しく会話をしたり、時にはお酒を飲んだりすることを想定しています。
古材を使ったカウンターやペンダントライトで、カジュアルなバーの様な空間を目指しました。広いスペースではないですが、「給湯室」も空間に手を加えれば、「こじんまりと集まる場所」に変えることができます。
床のタイルカーペット張りや、塗装作業、木工作業をオフィスの社員さんたちと行わせていただきました!
これからのオフィス
多くの仕事がどこでもできる様になった今、「オフィスに集まる」意味は何か、考える価値があると思います。このプロジェクトでは、オフィスの一部を利用して「外部とのコミュニティをつくる場所」そして「社内のコミュニケーションを促進する場所」の2つを作りました。新しい空間の設えが、新たな出会いや関係性を生むきっかけになればと思います。
河野
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